マル信 緑香園について
農林水産大臣賞受賞茶園
マル信緑香園は、三重県最北端のいなべ市にあります。坂本龍馬が土佐藩を脱藩した文久2年(1862年)、マル信緑香園の初代にあたる伊藤新次郎が生を受けます。
詳しい記録は残っておりませんが、新次郎は子供の頃からこの石榑でお茶づくりを始めたそうです。もちろん手摘み・手揉み、すべて手作業の時代です。
新次郎が作ったお茶との物々交換から始まり、やがてお茶が美味しいと評判になり、その対価をいただくようになり、生業になっていったそうです。
鈴鹿山脈・石榑(いしぐれ)峠のふもと、大安(だいあん)町石榑地区で茶づくりを始めおよそ140余年、となります。
名 称 | マル信 緑香園 |
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所在地 | 〒511-0266 三重県いなべ市大安町石榑南2221-2 |
連絡先 | TEL:0594-78-0027 FAX:0594-78-0506 URL:https://www.marushin-ryokkouen.com/ E-mail:marushin@cty-net.ne.jp |
創 立 | 明治10年 |
主な受賞歴 | 『昭和28年10月16日』 ・全国製茶品評会「農林大臣賞」かぶせ茶 伊藤 信一(2代目) ・全国製茶品評会「農林大臣賞」煎茶 伊藤 一信(3代目)『昭和37年5月21日』 ・天皇皇后両陛下が来県の際、志摩観光ホテルでおいて煎茶を献上 『昭和61年10月30日』 ・三重県茶品評会「農林水産大臣賞」普通煎茶 伊藤 哲也(4代目)その他、東海農政局長賞・三重県知事表彰など |
認 定 | 『伊藤 哲也』 ・三重県指導農業士 認定第302号 ・三重県知事認定 エコファーマー認定茶園1604-0905-03号 『伊藤 康子』 ・三重県農村女性アドバイザー 認定第172号 |
業務内容 | ・お茶の製造 ・お茶の販売 ・お茶の飲食販売 ・お茶を活用した商品開発(飴、入浴料、バームクーヘンなど) ・オンラインショップへの出店 https://marushin-ryokkouen.shop/ ・お茶の普及活動(地元小学校・高校で講師を務め授業を開催) |
恵まれた環境・ この贅沢な自然の恵みに感謝
日々お茶づくりに精を出します。
山麓地帯ならではの恵まれた気候と土壌、宇賀渓がもたらす清冽なる水は茶樹の栽培に非常に適しています。
石榑に流れる水は、竜ケ岳より湧き出て、宇賀渓を通りやってきます。竜ケ岳の湧き水は飲み水としてもおいしいと評判です。
マル信緑香園は、この贅沢な自然の恵みに感謝し、日々お茶づくりに精を出します。
自然に恵まれた気候と風土で「お茶」を作っております
新芽の季節は辺りが鮮やかな緑になります
竜ヶ岳は、いなべ市と東近江市の境にある標高1,099mの山
秋には蕎麦の花が咲きます
聖宝寺もみじ
藤原岳は、日本三百名山及び関西百名山、花の百名山に選定
両ヶ池の草競馬
約100種類約4500本の梅が咲き誇る梅林公園
マル信 緑香園の沿革
石榑で5代続く「茶農家」
文久2年 | 初代「伊藤 新次郎」生まれる。 |
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明治10年 | マル信 緑香園、創業。 |
明治27年 | 二代目「伊藤 信一(のぶいち)」生まれる。 |
大正12年 | 三代目「伊藤 一信(かずのぶ)」生まれる。その後「お茶のぶさん」として地域から親しまれた。 |
昭和5年 | 工場完成 製造過程を機械化にする。 |
昭和28年 | 「二代目 信一」が全国製茶品評会にて、かぶせ茶部門において一等一席「農林大臣賞を受賞」 |
昭和28年 | 「三代目 一信」が全国製茶品評会にて、煎茶部門において一等一席「農林大臣賞を受賞」(親子同時受賞) |
昭和37年 | 天皇皇后両陛下が三重県に来県。5月21日志摩観光ホテルにて煎茶を献上。 |
昭和49年 | 新店舗完成 |
昭和51年 | 新工場完成 |
昭和59年 | 工場増築 |
昭和61年 | 「四代目 哲也」が三重県茶品評会にて、普通煎茶部門において「農林水産大臣賞」を受賞。 |
平成11年 | 店舗改装 |
平成25年 | 四代目・哲也に継承 |
令和4年 | 五代目・典明に継承 新店舗完成(茶飲食店営業開始) |